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LPガス(液化石油ガス)は、固体・液体燃料に比べて燃焼効率がはるかに優れたエネルギーです。また、SO(一酸化硫黄)、NO(一酸化窒素)の発生が少ないクリーンさが特長です。
LPガスとは ”Liquefied petroleum gas”の略のことで、圧力をかけて液化した状態でボンベに入っています。液化することによってスムーズな運搬を可能にしています。
LPガスはCO(一酸化炭素)を含んでいないので、ガスを吸いこんでも中毒を起こす心配がありません。
※換気不足等、不完全燃焼を起こすと有害なCOを発生します。またLPガスは炭化水素ですから、大量に吸い込むと意識を失ったり窒息することもあります。
水害や地震など、大規模災害時においてもLPガスは復旧の早さや避難所などで使いやすいことなどから、LPガスは災害に強いことが実証されています。
LPガス | 都市ガス | |
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原料 成分 |
プロパン(C₃H₈) | メタン(CH₄) |
特徴 性質 |
-42℃で体積1/250の液体に | -162℃で体積1/600の液体に |
供給 方法 |
分散型供給 液化させたLPガスが入った容器を事業者が全国に配送 |
系統供給 気体の状態でガス管を通じて導管設置可能な地域に供給 |
比重 | 1.5(空気より重い) | 0.6(空気より軽い) |
発熱量 | 102MJ/㎥ | 45MJ/㎥ |